私達は、挨拶や患者様の呼び出し、スタッフ間の連絡、また、前回紹介した危機管理訓練など「伝える」際の「声の質」を心がけています。
挨拶は立ち止まって大きな声で気持ちよく、患者様の呼び出しは名前が聞き取れるようハキハキと、スタッフ間の連絡は必要な情報を手短に、危機管理訓練では緊急事態だと伝わるよう、様々な場面で声の大きさやスピードといった質を大事に取り組んでいます。
では、なぜ質を意識するのか。それは「伝える」の先により良いコミュニケーションを想像しているからです。
例えば、挨拶の場合、動きながら小さい声で挨拶しても伝わりすらせず、その後のコミュニケーションは最悪でしょう。
また、スタッフ間の連絡の場合、共有したい情報を省略して手短に伝えることができないと、相手のその後の患者様への対応などが遅れてしまう可能性があり、コミュニケーション不足となるでしょう。
このように「声の質」の意識の違いで、その後のコミュニケーションを左右してしまうことがあります。
私達は今後も周りの人達とのコミュニケーションをより良いものにしていくために、「声の質」を磨き続けていきます。